この記事は2022年10月以前の記事で消失してしまったのですが、Wayback Machineにキャッシュされていたデータから復元しました。当時の備忘録として再掲載します。
さてさて先日購入したXeon W3670ですが、去年の12月に購入した再整備品のMac Pro Mid 2010 (MC560J/A)をもう少しだけ早くしてみようと思いCPUをXeon W3670に交換してみました。
インターネットを結構探し回ったつもりなのですが、ブログ書いている人でMac Pro Mid 2010のCPUを交換してる人ってほとんどみつからなくて超人柱!?って思って失敗しても金銭的に一番ダメージの低い6コアの中では一番価格の安いモデルIntel Xeon W3670をチョイスしました。
6コアのXeonプロセッサって地味に高いし(ーー;;
yasuが購入したのも51,000円くらいしました。
※当然Appleの保証対象外になりますので、試してみる方は自己責任でお願いします。
CPUの換装方法
Mac Proを作業しやすい場所に移動します。

Mac Proの背面にある取っ手を引き出します。

サイドパネルを外します。

ロジックボードの下の取っ手を出して引っ張り出します。

引っ張り出して真上から見たロジックボードです。
ヒートシンクの赤い丸が付いた箇所を対辺サイズ3mmの六角ドライバーを使ってネジを緩めます。
ヒートシンクの底のネジが結構深いところ(9cmちょっと)にあるので長い六角ドライバーが必要です。

ヒートシンクを外したロジックボードです。
赤い四角部分にCPUがあります。
グリスがついているので綺麗に拭き取ります。

外したヒートシンクです。
こちらにもグリスが付いているので綺麗に拭き取ります。
※右側に写っているのが長い六角ドライバー

CPUは左側のバーを下に押し込んだまま少し左にスライドすると上に上がります。

バーを上げるとCPUを押さえていた金具も一緒に上がります。

こちらが新しく届いたIntel Xeon W3670のCPUを箱から出したところです。
このCPUに差し替えます。

新しいCPUに載せ替えたら金具を下ろし、左側のバーも元の位置に戻します。
ヒートシンクを乗せる前にグリスを乗せます。

ヒートシンクを乗せたらネジを締めます。

後はロジックボードをMac Proに差し戻し、サイドパネルを付けて完成です。
動作確認
まずちゃんと電源が入るのか確認。
ジャーン!
電源が入ってデスクトップが表示されました。
まずは[このMacについて]で確認。

[詳しい情報]をクリックして左ペインから[ハードウェア]を選択します。

3.2GHz 6-Core Intel Xeonになっていました。
わーいわーい。
あとアクティビティモニタのCPUの使用率ウィンドウですが、6コア12スレッドなのでこんなにいっぱいゲージが並びます。

ベンチマーク
普段あまりベンチマークってやらないんですけど、せっかくなので4コアと6コアがどの程度違うのか確認してみました。
※Xbenchを使っています
Xeon W3530 (4コア)

Xeon W3670 (6コア)

CPUのスコアは上がりましたがメモリのスコアが少し下がりました。
何ででしょうね??
エンコードタイム
30秒のTSファイル(1440×1088)をHandBrakeでエンコードする時間を測ってみます。
HandBrakeの設定
| Format | MP4 file |
| Video Codec | H.264 |
| Framerate | 29.97(NTSC Video) |
| Constant quality | RF 20 |
| Output | 1280×960 |
結果
Xeon W3530 (4コア):25秒
Xeon W3670 (6コア):22秒
※複数回計測した平均値です
動画ファイルの時間(30秒)に対して1割程度ですがスピードが上がってます。
5万円かけてたった1割かよっ!?って感も否めませんね。
比較用にConstant qualityの値をRF 20にして試してみましたが、この設定は高画質でエンコード後のサイズも大きくなってしまうので、実際yasuがエンコードする時はConstant qualityの値をいつもRF 26にしています。
画質もサイズも下がりますが、十分見れる画質だと思っています。
このRF 26にした場合の6コアのエンコード時間は17秒でした。
実際の録画時間の約半分程度でエンコードできるのだからって事でよしとします。
総括
ちなみにお値段的にはMac Proを新品で6-core、メモリ16GBにカスタマイズして買おうとすると40万オーバーですが・・・

同じスペックのものを再整備品Mac Pro(4-Core 2.80GHz)、Intel Xeon X3680(6-Core 3.33GHz)、メモリ16GBを別々に買って揃えると266,800円で済みます。
※2011年当時の価格で、現在は恐らく販売終了しております
再整備品Mac Pro(4-Core 2.80GHz)

Intel Xeon X3680(6-Core 3.33GHz)

メモリ16GB

サポート対象外になってもいい!!
少しでも安く6コアMac Proを買いたい!!
って人にはCPU交換、おすすめな手じゃないかなぁと思いました。
こんなノートラブルでCPU認識しちゃうならもう1ランク上のCPUでもよかったなぁと今更ながらに思ったyasuでした。