OS X Lion Serverですが前々回のiCal Serverと前回のソフトウェア・アップデートサーバに引き続いてアドレスブックサーバの設定を行います。
OS X Lion ServerのiCal Serverを構築してみた
OS X Lion ServerのiCal Serverをプッシュ配信設定してみた
※事前に上記iCal Serverが設定済みの前提で話を進めます
アドレスブックサーバの起動
OS X Lion ServerのServerを起動します。
左ペインの[アドレスブック]を選択し右上のスイッチを入に入れます。

これでアドレスブックサーバのサービスが起動します。
iCal Server設定時にiCalとアドレスブック用SSL証明書の作成は完了しているので、今回SSL証明書の作成手順は割愛します。
一応SSL証明書を利用する設定になっているか確認だけしておきます。
左ペインのハードウェアの下にある[マシン名(ここではmacmini)]を選択し、SSL証明書の[編集]ボタンをクリックします。

iCalとアドレスブックが自己証明のSSL証明書が選択されている事を確認します。

[OS X Lion]アドレスブック クライアントの設定
アドレスブッククライアントの設定を行います。
※OS X Lionのアドレスブックを使って説明します
アドレスブックを起動したらメニューから[アドレスブック]-[環境設定]を選択します。
環境設定ダイアログが表示されたら[アカウント]ボタンを選択肢、画面下の[+]ボタンをクリックします。

Lion Serverに作成したアカウント(ユーザ)情報を入力して[作成]ボタンをクリックします。
アカウントの種類:CardDAV
ユーザ名:yasu
パスワード:ユーザyasuのパスワード
サーバアドレス:Lion ServerのIPアドレスないし名前解決出来る場合はLion Serverの名前(この例ではmacmini.sa-sa-ki.jp)

アカウント一覧に追加したアカウントが表示されたら設定完了です。

[iPhone]CardDAVクライアントの設定
iPhoneにCardDAVアカウントの設定をします。
※iOS4.3.5のiPhone 4で設定しています。
[設定]アイコンをタップします。

[メール/連絡先/カレンダー]をタップします。

[アカウントを追加]をタップします。

[その他]をタップします。

[CardDAVアカウントを追加]をタップします。

Lion Serverに作成したアカウント(ユーザ)情報を入力して[次へ]ボタンをタップします。
サーバ:Lion ServerのIPアドレスないし名前解決できる場合は名前(この例ではmacmini.sa-sa-ki.jp)
ユーザ:yasu
パスワード:ユーザyasuのパスワード
説明:サーバ欄に入力した名前が自動で設定されます

SSL証明が自己証明の為、「サーバの証明書は無効です」警告が表示されますが気にせず[詳細]ボタンをタップします。

[受け入れる]ボタンをタップします。

アカウント一覧にmacmini.sa-sa-ki.jp(連絡先)アカウントが登録されたらiPhoneでのアカウント登録作業は完了です。

[iPad]CardDAVクライアントの設定
iPadにCardDAVアカウントの設定をします。
※iOS4.3.5のiPad 2で設定しています。
[設定]アイコンをタップします。

左ペインの[メール/連絡先/カレンダー]をタップし、右ペインの[アカウントを追加]をタップします。

[その他]をタップします。

[CardDAVアカウントを追加]をタップします。

Lion Serverに作成したアカウント(ユーザ)情報を入力して[次へ]ボタンをタップします。
サーバ:Lion ServerのIPアドレスないし名前解決できる場合は名前(この例ではmacmini.sa-sa-ki.jp)
ユーザ:yasu
パスワード:ユーザyasuのパスワード
説明:サーバ欄に入力した名前が自動で設定されます

SSL証明が自己証明の為、「サーバの証明書は無効です」警告が表示されますが気にせず[詳細]ボタンをタップします。

[受け入れる]ボタンをタップします。

アカウント一覧にmacmini.sa-sa-ki.jp(連絡先)アカウントが登録されたらiPadでのアカウント登録作業は完了です。

アドレスブックサーバの動作確認
アドレスブックサーバに情報を登録してみます。
OS X Lionのアドレスブックを起動します。
アドレスブックの左ペインから設定したアドレスブックサーバのアドレスを選択して右上の赤いマークをクリックします。

アドレスブックの左側の右下の[+]ボタンをクリックします。

アドレスブックの右側に情報を入力する欄が表示されるので入力して[完了]ボタンをクリックします。

アドレスブックサーバに情報が1件登録されました。

Lionで登録した情報をiPhoneで確認してみます。
[連絡先]アイコンをタップします。

[macmini.sa-sa-ki.jpのすべて]をタップします。

Lionのアドレスブックで登録した[sa-sa-ki yasu]が表示されました。
[sa-sa-ki yasu]をタップします。

Lionのアドレスブックで登録した[sa-sa-ki yasu]の詳細情報が表示されました。
iPhoneでこの情報を修正してみたいと思います。
[編集]ボタンをタップします。

自宅の電話番号を変更してみます。
電話番号を変更したら[完了]ボタンをタップします。

修正した結果が反映されました。

Lionのアドレスブックを再起動して[sa-sa-ki yasu]の情報を確認してみると電話番号が変わっている事が確認できると思います。

このようにアドレスブックサーバを構築するとMacとiPhoneやiPadのアドレス帳をiTunesで同期する必要がなくなります。
情報の一元管理ができていいのではないでしょうか。
あとアドレスブックサーバを外部公開する場合ですが、SSLを使わない場合はTCPの8008番ポートをSSLを使う場合はTCPの8443番ポート(iCal Serverと同じポート)を、それぞれルータやファイヤーウォールのポートを開けてあげる必要がありますし、インターネットからのアクセスはNATやマスカレードの設定をしてパケットをLion Serverに振ってやる必要があります。
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