ubuntu 8.10でApache、PHP、MySQLをインストールしてLAMP(ランプ)環境を作ってみたいと思います。
LAMP環境とは
OSがLinux
WebサーバがApache
DBサーバがMySQL
スクリプト言語がPHP、Perl、Python
の頭文字を取ってLAMP(ランプ)と呼ぶそうです。
WikipediaでLAMPを調べてみると、LAMPの類似用語があるようで
OSがWindowsだと[WAMP(ワンプ)]
Macだと[MAMP(マンプ)]
Solarisだと[SAMP(サンプ)]
BSDだと[BAMP(バンプ)]
DBサーバがPostgresだと[LAPP(ラップ)]
Firebirdだと[FLAP(フラップ)]
スクリプト言語がRubyだと[LAMR(ラマー)]
apachefriends.orgから提供されているApache、MySQL、SQLite、PHP、Perl、phpMyAdminなどのいくつかの補助ソフトを含んだマルチプラットフォーム(Linux、Solaris、Windows、Mac)対応の[XAMPP(ザンプ)]
OSがWindows、WebサーバがIIS、DBサーバがSQL Serverで
言語がPHPだと[WISP(ウィスプ)]
ASP.NETだと[WISA(ウィサ)]
などがあるようです。
ubuntu 8.10にApache、MySQL、PHPをインストールしていきます。
※PerlとPythonはインストールした記憶がないのに、インストール済みだったので、恐らくubuntu 8.10をインストールした時にデフォルトで導入されていたようです。
PerlとPythonがインストールされていたかはメニューバーの[アプリケーション]-[アクセサリ]-[端末]を起動して以下のコマンドを入力、バージョンを確認しました。
This is perl, v5.10.0 built for i486-linux-gnu-thread-multi
Copyright 1987-2007, Larry Wall
Perl may be copied only under the terms of either the Artistic License or the
GNU General Public License, which may be found in the Perl 5 source kit.
Complete documentation for Perl, including FAQ lists, should be found on
this system using "man perl" or "perldoc perl". If you have access to the
Internet, point your browser at http://www.perl.org/, the Perl Home Page.
$ python -V
Python 2.5.2
Perlはバージョン5.10.0がPythonはバージョン2.5.2が導入済みでした。
それではまずメニューバーの[システム]-[システム管理]-[Synaptic パッケージマネージャ]を選択して「Synaptic パッケージ・マネージャ」を起動します。
※「Synaptic パッケージ・マネージャ」を起動するにあたり、ログインユーザのパスワードを求められる場合があります。その場合はログインユーザのパスワードを入力してください。
以下のパッケージを導入します。
パッケージを探すときは「クイック検索」に名前を入力するとパッケージ一覧から探しやすいです。

apache2
libapache2-mod-php
mysql-server
php5
php5-cli
php5-mysql
上記パッケージをインストール指定すると関連する別のパッケージも導入するか「追加された変更点もマークしますか?」ダイアログが表示されるので[マーク(M)]ボタンをクリックします。
関連パッケージを含む全てのパッケージを選択したら、[適用]ボタンをクリックしてパッケージのダウンロード・インストールを行います。

概要ダイアログが表示されるので、[適用]ボタンをクリックします。

パッケージのダウンロードとインストールが始まります。
MySQLのrootユーザのパスワードの入力を聞かれるので、設定したいパスワードを入力して[進む]ボタンをクリックします。

MySQLのrootユーザのパスワードを再入力して[進む]ボタンをクリックします。

適用が変更されましたダイアログが表示されるので、[閉じる]ボタンをクリックします。
これでインストール完了です。
次にApacheの動作確認をします。
メニューバーの[アプリケーション]-[インターネット]-[Firefox ウェブ・ブラウザ]を選択してFirefoxを起動します。
アドレスに[http://localhost/]と入力して[Enter]キーを押したらブラウザ上に「It works!」と表示されれば無事Apacheのインストールが完了しています。

設定ファイルの場所とか絶対忘れちゃいそうなのでメモです。
設定ファイル関連:/etc/apache2
ドキュメントルート:/var/www
サービス関連:/etc/init.d/apache2
次にPHPの動作確認です。
メニューバーの[アプリケーション]-[アクセサリ]-[端末]を起動して以下のコマンドを入力してPHP確認用のページを作成します。
パスワード: rootユーザのパスワード
# cd /var/www
# vi testphp.php
viエディタが開きますので、[i]キーを一度押してテキスト入力モードにして
phpinfo関数を実行するよう記載してください。
実際にはこんな感じ。
これだけ入力したら[Esc]キーを押し、その後[:]キー[w]キー[q]キーを順番に押して[Enter]キーを押します。
念のためApacheのサービスを再起動します。
# /etc/init.d/apache2 reload
* Reloading web server config apache2
apache2: Could not reliably determine the server's fully qualified domain name,
using 127.0.1.1 for ServerName
[ OK ]
※ここでrootユーザにスイッチしています。ubuntuはデフォルトではrootユーザにスイッチできません。rootユーザにスイッチできなかった方はflashcast:フリーで働くITエンジニア集団のブログ: ubuntu 8.10 でrootユーザを使うにはの記事を参考にrootユーザを有効にしてください。
これでtestphp.phpファイルが/var/wwwにできましたので、アドレスに[http://localhost/testphp.php]と入力して[Enter]キーを押したらブラウザ上に下記画像のような画面が表示されれば無事PHPのインストールが完了しています。

PHPの設定ファイルの場所メモです。
設定ファイル関連:/etc/php5/apache2/php.ini
次にMySQLの動作確認です。
Enter password: MySQLインストール中に設定したrootユーザのパスワード(ubuntuのrootユーザではありません)
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or g.
Your MySQL connection id is 7
Server version: 5.0.67-0ubuntu6 (Ubuntu)
Type 'help;' or 'h' for help. Type 'c' to clear the buffer.
mysql> q
Bye
MySQLの設定ファイルの場所メモです。
設定ファイル関連:/etc/mysql/my.cnf
サービス関連:/etc/init.d/mysql
インストールと簡単な動作確認、設定ファイルの場所などを書いているので手順が若干長く感じるかもしれませんが、これだけでubuntuでもWebアプリが動作するようになりました。
