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OS X Lion ServerのiCal Serverをプッシュ配信設定してみた

投稿者:yasu 更新日時:2011年8月6日 14時03分16秒
カテゴリApple, OS X

先日OS X Lion ServerことLion ServerにiCal Serverの設定をしてスケジュールをMacやiPhone、iPadで共有できるようにしました。
OS X Lion ServerのiCal Serverを構築してみた

ただしスケジュールの同期はフェッチ形式で各デバイスが決められた時間毎にサーバーに接続してスケジュールを同期するというものでした。
実はLion Serverにはスケジュールやメール・アドレス帳などを更新したらサーバーから各デバイスにプッシュ配信する機能があるようなので設定をしてみたいと思います。

Appleプッシュ通知という機能をOnにするだけなのですが、Serverの管理画面にある[ハードウェア]-[コンピュータ名(この例ではmacmini)]を選択します。
[Appleプッシュ通知を入にする]のチェックを付けます。

Appleプッシュ通知サービス証明書を作成するのにAppleIDを入力します。
AppleIDをお持ちでない方は[今すぐ作成]からAppleIDを作成する事ができると思いますが、yasuはAppleIDをすでに持っているので持っているAppleIDを入力して[証明書を取得]ボタンをクリックします。

Appleプッシュ通知サービス証明書ができたら[OK]ボタンをクリックします。

iCalの環境設定から「カレンダーを更新」の選択一覧を確認してみましたが「プッシュ配信」は一覧にありません。

なんで?
どうして!?

Snow Leopard ServerのiCal Serverでプッシュ配信の設定をされている方がいらっしゃいました。
iCal Serverのプッシュ通知

2009-11-21 19:49:31+0900 [-] [notifications] 2009-11-21 19:49:31+0900 [-] [twistedcaldav.notify.XMPPNotificationFactory#debug] SEND:
2009-11-21 19:49:31+0900 [-] [notifications] 2009-11-21 19:49:31+0900 [XmlStream,client] [twistedcaldav.notify.XMPPNotificationFactory#debug] RECV:

iCalサービスを運用しているサーバのFQDNはsnserver.msyk.netで、他のコンピュータにDNSがあります。しかし上記のメッセージを見る限りは、iCal Serverはスケジュールの発生による通知を行うために「pubsub.snserver.msyk.net」に接続しようとしているように読めます。はたして…、DNSに「pubsub.snserver.msyk.net」の正引きをできるように設定しました。ホスト名がドメインになっておりちょっと面倒ですが、「pubsub.snserver.msyk.net」も、本来のFQDNの「snserver.msyk.net」も、同一のIPアドレスが得られるようにDNSを設定しました。すると、すんなりプッシュされました。Wikiのスケジュールでメッセージを追加すると、すぐにiCalクライアントにも出てきました。

なにやらログをみてpubsub.xxxx.xx.xxって箇所に接続しにいくからそれを名前解決できるようにすればプッシュ配信ができたとか何とかって読み取れました。

はて?
我が家のLion Serverちゃんはなにかログを掃いてるのかな?

Aug 6 12:28:33 macmini jabberd_notification/router[674]: [127.0.0.1, port=49508] authenticated as pubsub.macmini
Aug 6 12:28:33 macmini jabberd_notification/router[674]: [pubsub.macmini] online (bound to 127.0.0.1, port 49508)

あー、家のもpubsub.macminiって名前でアクセスしている形跡がありました。

う〜ん、困ったな。
我が家にはMac miniとは別のマシンにDNSサーバーがあり、そこで自宅マシンの名前解決を行っています。
しかしドメイン名がsa-sa-ki.jpなので、pubsub.macmini.sa-sa-ki.jpって名前だったら名前解決できるようにできるのですがsa-sa-ki.jpがないとDNSサーバーで名前解決できません。
ダメ元でMac miniのhostsファイルにpubsub.macminiを名前解決できるように記載してみます。

Last login: Sat Aug 6 12:19:44 on ttys000
macmini:~ macmini$ sudo vi /etc/hosts

WARNING: Improper use of the sudo command could lead to data loss
or the deletion of important system files. Please double-check your
typing when using sudo. Type "man sudo" for more information.

To proceed, enter your password, or type Ctrl-C to abort.

Password: ログインユーザのパスワード

##
# Host Database
#
# localhost is used to configure the loopback interface
# when the system is booting. Do not change this entry.
##
127.0.0.1 localhost
255.255.255.255 broadcasthost
::1 localhost
fe80::1%lo0 localhost
macminiのIPアドレス pubsub.macmini

保存してviエディタを終了します

一度アップルプッシュ通知サービスを再起動(Appleプッシュ通知を入にするのチェックを外してまた付ける)してiCalを確認してみましたが、まだプッシュ配信させてもらえません。
う〜ん、hostsファイルではごまかせないって事なんですね。
とりあえずhostsファイルに追記した行は削除します。

あとはDNSサーバで名前が解決できるように設定してみます。
DNSサーバ側の設定はここでは割愛します。
詳しくはScientific Linux 6で自宅サーバー構築 その10 DNSサーバーを構築 を参考にしてみてください。
※とはいってもyasuと同じ環境の方がどれだけいらっしゃるかわからないので参考になるのかどうか・・・

Serverの管理画面にある[ハードウェア]-[macmini]を選択し[ネットワーク]タグを選択します。
今はコンピュータ名もホスト名もmacminiという名前になっていますが、ホスト名をDNSサーバーで名前解決可能なmacmini.sa-sa-ki.jpに変更してみます。
ホスト名の右側にある[編集]ボタンをクリックします。

[続ける]ボタンをクリックします。

プライベートネットワーク用のホスト名を選択して[続ける]ボタンをクリックします。

ホスト名をmacminiからmacmini.sa-sa-ki.jpに変更して[続ける]ボタンをクリックします。

ホスト名がmacmini.sa-sa-ki.jpに変更されました。

ホスト名を変更したのでSSL証明書を作成し直します。
Serverの管理画面にある[ハードウェア]-[macmini]を選択し[設定]タグを選択します。
SSL証明書の右側の[編集]ボタンをクリックします。

左下向きボタンを選択後、[証明書を管理]を選択します。

[+]ボタンをクリックして[証明書識別情報を作成]をクリックします。

証明書情報を入力して[作成]ボタンをクリックします。
名前:macmini.sa-sa-ki.jp ←ホスト名と統一
固有名のタイプ:自己署名ルート
証明書のタイプ:SSLサーバ

[続ける]ボタンをクリックします。

完了画面が表示されたあとすぐに「Serverはキーチェーンのキー"macmini.sa-sa-ki.jp"を書き出そうとしています。」ダイアログが表示されると思うので[常に許可]ボタンをクリックします。

新しいホスト名で作成したSSL証明書ができたら[OK]ボタンをクリックします。

SSL証明書の右側の[編集]ボタンをクリックします。
証明書を全てmacminiからmacmini.sa-sa-ki.jpに変更して[OK]ボタンをクリックします。

※不要かもしれませんがiCal Serverのサービスの再起動を行いました。

SSL証明書を変更したので各デバイスのカレンダーのアカウント設定を削除してもう一度前回と同じように登録します。
アカウントの作成はOS X Lion ServerのiCal Serverを構築してみたの[OS X Lion]iCal Client設定、[iPhone]CalDAVアカウント設定、[iPad]CalDAVアカウント設定をやり直します。

これでプッシュ配信できるようになりました。

プッシュ配信はiCalアカウント設定直後の管理画面を一度終了しないと選択できないので慌てずに。

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“OS X Lion ServerのiCal Serverをプッシュ配信設定してみた”に3 件のコメントがあります

たぶんホントさんのコメント
投稿日時 2012年2月19日 04:58

初めまして。

たぶんホントというブログを最近始めましたmaybetrueと申します。
そのブログの中…というか、自分がLion Serverを設定する際にこの記事を参考にさせていただきました。
そして、自分でブログを書くにあたり参考にさせていただいたこちらの記事にリンクを張らせていただきました。
事後承諾になり申し訳ないのですが、許可してしただけますでしょうか?

yasuさんのコメント
投稿日時 2012年2月19日 16:53

maybetrue様

始めまして。
私の駄文が少しでもお役にたったのなら嬉しく思います。
Lion Serverの設定、頑張ってください。

たぶんホントさんのコメント
投稿日時 2012年2月19日 22:35

ありがとうございます。
そして、トップページにリンクを追加させていただきました。
今後ともよろしくお願い致します。

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